健忘症

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「ど忘れ」レベルならば問題ない

よく物忘れをするといっても、日常生活に支障のない「ど忘れ」で済まされるような、健忘症レベルであれば心配は無用です。
しかも、加齢でだれにでも起きる現象なので、気楽に構えていればよいのです。
健忘症でありがちなのが、たとえば、夕べ何を食べたか思い出せないといった「軽度の」記憶障害です。
メニューが思い出せなくても、食事したこと自体は覚えていれば、問題のない精神状態だといえます。
これが、アルツハイマー病などの認知症になると、食事したことすら覚えていない有り様で、こちらは病的な物忘れになります。

自分で自覚しているかどうか?

また、健忘症が健全なほうだといえるのは、忘れっぽくなったと自分で理解できているからです。
脳内にある記憶自体が失われたわけではないので、人からヒントをもらって思い出すこともあれば、後で急に思い出したりすることもあります。
こうした老化現象は、年齢相応の物忘れに過ぎず、すぐに悪化していく心配はサラサラないのです。

若年性健忘症について

ところで、最近では20代、30代と、比較的若い人で物忘れがひどいと訴えるケースが増えているといわれ、「若年性健忘症」と呼ばれます。
物を置いた場所を忘れる、知っているはずの人の名前がすぐに出てこないなど、症状は加齢による物忘れと酷似しているのが特徴です。

 

この若年性健ので忘症は、いつも忙しそうにしてロクに休まない人に多い傾向があります。
こうした人たちは、脳の一部のみが集中的に使われている状態にあり、脳の活動に偏りが生じた結果、物忘れの悪化につながったと考えられています。
最近は、ゲームやスマホが若い人を虜にしている状況ですが、こちらは脳の活動の低下につながり、やはり物忘れ悪化の原因となるのです。